
運動をしたあとや、長時間同じ姿勢で過ごした日。
肩や首、背中、脚などに「なんだか重いな」「少し張っているかも」と感じることがあります。
そんな筋肉疲労を感じたとき、香りを楽しみながら身体をゆっくりいたわる時間をつくってみるのもよさそうです。
精油には、それぞれ特徴のある香りと、さまざまな作用があります。
「すっきりしたい」「ゆっくり休みたい」など、その日の身体や気分に合わせて香りを選んでみるのも、アロマの楽しみ方のひとつです。
筋肉疲労を感じたとき、目的から香りを選ぶ
筋肉の疲れを感じたときも、いつも同じ香りが心地よいとは限りません。
香りの印象だけでなく、精油に知られている作用にも目を向けながら、その日の自分に合うものを選んでみるのもよさそうです。
すっきりした香りを楽しみたいとき
清涼感のある、すっきりとした香り。
ペパーミントに含まれるメントールには、ひんやりとした清涼感をもたらす特徴があります。
運動後など、さっぱりした香りを楽しみながら気分を切り替えたいときに。
ペパーミントは冷たさを感じやすい香りなので、身体を温めたいときには量を控えめにするなど、その日の状態に合わせて選んでみるとよさそうです。
運動後の身体をゆっくりケアしたいとき
ローズマリー・カンファーには鎮痛作用や筋肉の緊張をゆるめる作用、ブラックスプルースには抗炎症作用や鎮痛作用などが知られています。
身体を動かしたあと、香りを楽しみながらゆっくり過ごしたいときに選んでみるのもよさそうです。
ローズマリー・カンファーのシャープな香りと、ブラックスプルースの森林を思わせる香り。それぞれの違いを楽しみながら選んでみても。
疲れた身体と一緒に気持ちもゆるめたいとき
ラベンダー・アングスティフォリアには鎮静作用や抗炎症作用、スイート・マジョラムには鎮静作用や鎮痛作用などが知られています。
身体の疲れを感じているときに、気持ちもゆっくり休ませたい場合に選んでみるのもよさそうです。
一日の終わりのリラックスタイムにもなじみやすい香りです。
温かみのある香りに包まれたいとき
ジンジャー、ブラックペッパー
スパイシーで温かみを感じるジンジャーやブラックペッパー。
これらの精油には、血行促進作用や鎮痛作用などが知られています。
寒い季節や、温かみのある香りに包まれながら身体をいたわりたいときに楽しみやすい香りです。
森林浴のような香りを楽しみたいとき
ブラックスプルースには抗炎症作用や鎮痛作用、サイプレスには血行促進作用などが知られています。
木々を思わせるウッディな香りは、深呼吸したくなるような心地よさがあります。
身体を休めながら、自然の中にいるような香りを楽しみたいときに。
アロマでできる身体のケア
香りを選んだら、その香りをどんなふうに楽しむかも考えてみましょう。
マッサージオイルでゆっくりケアする
筋肉疲労を感じたときに取り入れやすいのが、精油を植物油で希釈したマッサージオイルです。
たとえば10mlの植物油に精油を2〜4滴ほど加えると、約1〜2%濃度になります。
手のひらでオイルを温めるようになじませてから、肩や腕、脚など、疲れを感じるところをやさしくマッサージしてみましょう。
強く押すよりも、「気持ちいい」と感じるくらいのやさしい刺激で、身体の感覚を確かめながら行うとよさそうです。
温かいお風呂で身体を包む
一日の終わりなら、温かいお風呂で身体をゆっくり温めるのもひとつの方法です。
お風呂で精油を使う場合は、精油をそのまま湯船に垂らすのではなく、バスオイルなどの基材に混ぜてから使うようにしましょう。
香りを楽しみながら身体を温めると、慌ただしかった一日の終わりにも、ほっとひと息つける時間になりそうです。
温かいタオルで疲れたところを包む
マッサージをする気分ではないときには、温かいタオルを使ったケアも手軽です。
肩や首、目元など、温めると心地よく感じるところに温かいタオルをのせて、しばらくゆっくり過ごしてみます。
香りを使わなくてもできるので、「今日はシンプルに休みたい」という日に取り入れるのもよさそうです。
香りを選ぶときは、その日の自分に合わせて
筋肉疲労を感じたときも、「この精油を使わなくてはいけない」と決める必要はありません。
すっきりした香りが心地よい日もあれば、ラベンダー・アングスティフォリアやマジョラムのような穏やかな香りに包まれたい日もあります。
香りを選びながら、
「今日は身体が重いな」
「肩に力が入っているかも」
「少しゆっくり休みたいな」
と、自分の身体に意識を向けてみる。
そんな時間が、普段は気づかなかった身体の変化を感じるきっかけになることもあります。
Rinkaで使用している精油
Rinkaでは、植物そのものの香りや、それぞれの精油が持つ個性を大切にしながら香りを選んでいます。
今回ご紹介した精油も、香りの印象や特徴、作用などを比べながら、自分が心地よいと感じるものを探してみてください。
精油を使うときの注意
精油は植物から抽出された芳香成分を含む、とても濃縮されたものです。
肌に使用するときは、必ず植物油などで希釈し、原液を直接肌につけないようにしましょう。
初めて使う精油は少量から試し、肌に異常があらわれた場合は使用を中止してください。
また、精油には種類によって使用上の注意があります。妊娠中や持病がある場合、服薬中の場合などは、使用前に専門家へ確認しておくと安心です。
まとめ
筋肉疲労を感じたとき、香りを取り入れながらゆっくり自分の身体に意識を向けてみる。
すっきりした香りを選んだり、運動後の身体をいたわる香りを選んだり、落ち着いた香りに包まれたり。
マッサージオイルや温かいお風呂、温かいタオルを取り入れる方法もあります。
その日の自分が「これなら心地よさそう」と感じる方法を選んでみるのもよさそうです。
疲れを感じたときこそ、身体からの小さなサインに気づく時間をつくってみませんか?

