
スマートフォンやパソコンを長く使ったり、細かい作業が続いたりすると、気づかないうちに頭や首まわりに力が入っていることがあります。
そんなとき、頭皮に触れてみると「思っていたより硬いな」と感じることも。
頭皮は自分で意識して動かすのが難しい場所だからこそ、指で触れながら少し動かしてみると、自分の状態に気づくきっかけになります。
ここでは、特別な道具を使わずにできる、簡単な頭皮のセルフケアをご紹介します。
まずは頭皮に触れてみる
いきなり揉み始めるのではなく、まず両手を頭に置いてみましょう。
指の腹を頭皮に当て、髪を押さえるような感じで、頭全体をそっと包みます。
そのまま少し力を抜いて、
「頭のどこが硬く感じるかな?」
「左右で触り心地が違うかな?」
と感じてみます。
頭皮そのものを動かすような気持ちで、指をゆっくり動かしてみましょう。
頭頂部をゆっくり動かしてみる
まずは頭のてっぺん。
両手の指の腹を頭頂部に置き、指先で強く押すのではなく、頭皮をつかむような感覚で小さく動かします。
前後、左右へ、ほんの少しずつ。
頭皮をこするというより、指を頭皮に密着させたまま、皮膚を一緒に動かすイメージです。
「ここは動きやすい」
「ここはあまり動かない」
と感じる場所があれば、その違いを感じながらゆっくり触れてみましょう。
つむじまわりもゆっくりほぐす
つむじの周辺に指の腹を置き、小さな円を描くように動かしてみます。
一か所を強く押し続けるのではなく、少しずつ場所をずらしながら。
頭皮が動く範囲で、ゆっくり円を描いてみましょう。
指を離してしまうと頭皮が動きにくくなるので、指の腹を頭皮につけたまま動かすのがポイントです。
耳の上から側頭部をほぐしてみる
次は耳の上あたり。
両手の指を耳の上に置いて、頭皮を軽くつかむようにします。
そのまま小さな円を描くように、ゆっくり動かしてみましょう。
耳の上からこめかみのあたりまで、少しずつ場所を変えながら触れていきます。
スマートフォンやパソコンを使っている時間が長かった日は、このあたりが硬く感じることもあります。
気持ちいい場所があれば、そこに少し長く触れてみてもよさそうです。
耳の後ろにも触れてみる
耳の後ろには、頭と首の境目につながる部分があります。
指の腹を耳の後ろに置き、上から下へゆっくり触れてみましょう。
そのまま首の付け根に向かって、少しずつ指を移動させます。
強く押し込む必要はありません。
「頭から首につながっているんだな」と感じながら、やさしく触れてみます。
後頭部をゆっくり動かしてみる
次は後頭部。
両手を後頭部に回し、髪の生え際あたりに指の腹を置きます。
そのまま頭皮を軽く持ち上げるような感覚で、前後に小さく動かしてみましょう。
指を強く押すのではなく、頭皮そのものが少し動くように。
後頭部から首の付け根にかけて、場所を少しずつ変えながら触れてみます。
首を無理に動かさなくても、頭皮をゆっくり動かすだけで十分です。
最後に頭全体を包んでみる
最後は、両手を頭全体に広げます。
指の腹を頭皮に当てたまま、前頭部から頭頂部、側頭部、後頭部まで、ゆっくり場所を変えていきます。
最後に頭を両手で包むようにして、ふっと力を抜きます。
深く息を吐きながら、頭の重さやスッキリ感など、触る前との違いを少し感じてみましょう。
頭皮を動かすことから、自分の状態に気づく
頭皮は、手や足のように「ここを動かそう」と意識して動かすことが難しい場所です。
だからこそ、指で触れてみると、
「ここは硬く感じる」
「こっちは少し動きやすい」
「思ったより力が入っていた」
など、普段は気づかなかった感覚が見つかることがあります。
全部をしっかり行わなくても大丈夫。
頭頂部だけ、耳の上だけ、後頭部だけ。
その日の自分が触ってみたいところから、少しずつ試してみてください。
頭皮を触るときの注意
爪を立てず、指の腹を使ってやさしく行いましょう。
強く押したり、無理に頭皮を動かしたりせず、痛みや違和感がある場合は中止してください。
頭皮に傷や炎症がある場合も、触らずに休ませておきましょう。
ほかのセルフケアも見てみる
頭や首まわりが気になるときは、目や首・肩にも疲れを感じていることがあります。
気になるところから、自分の身体をゆっくり触れてみてください。
→ 目が疲れたときにできるセルフケア|目を休めて、ゆっくりほぐす
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